世代比較40代～60代で、子ども・夫との関係性はどう変わる？
子どもが独立した50代から始まる、夫との関係づくり
40代～60代の全ライフコースの女性たちに「現在の暮らしの中で、子ども・夫との関係・生活に満足しているか」を尋ねたところ、各世代を通して子どもとの関係には大きな変化が見られませんでした。その反面、夫との関係においては、40代で32.6％だったのが50代では60.7%、30％近く向上するという結果に。50代で満足度が増す要因として考えられるのは、子どもの独立によって増えた、夫との時間。親子関係の変化から、夫婦の関係づくりが始まるのが50代だといえそうです。
- 現在の生活で満足していると答えた人の割合(%)
40代「専業主婦（子なし）」は、夫との関係に満足していない
夫との関係性をライフコース別にみると、比較的関係が良好なはずの子どもがいないライフコースでも、満足度に変化が表れています。具体的には、「専業主婦（子なし）」の場合、夫との関係に満足していると答えた50代が75.9％なのに対し、40代では28.6％。40代で低いのは、夫の仕事などによる多忙が関係しているのかもしれません。
- 現在の生活で夫との関係に満足していると答えた人の割合(%)
